【食材の辞書】Live cook~アーモンド~

【食材の辞書】Live cook~アーモンド~

【食材の辞書】とは?

あなたは「アーモンド」を知っていますか?

ぜひこの【食材の辞書】で食材を知り、これからの食生活をより健康的なものにしましょう。

※)非常に長い記事なので目次から知りたい箇所に飛ぶことをお勧めします。

【食材の辞書】アーモンド

アーモンド

どうも。新年一発目。1/1に自転車がお釈迦になりました雪トラです。「今年もがんばるゾイ」という一発目の発言がフラグになるとは思いませんでした。

まぁ、そんなことはいいとして。(良くないけどな!!)【食材の辞書】今回は第二回「アーモンド」ですね。

特徴と歴史

中近東原産のバラ科の落葉樹の実で江戸時代に薬用としてやってきました。現在ほぼ日本では作られず、8月中旬~10月が旬となっています。消化しにくいので、1日20~25粒以内を目安にするべきです。加熱しても栄養価が失われにくいのでお菓子や料理で利用できます。チョコに入ってたりするやつですね。

実は2種類あるらしいですね。スイート種ビター種があり、主に食用にされるのはスイート種です。スイートアーモンドには100以上の品種がありますが、主な品種はノンパレイユカルフォルニアカーメルミッションビュートなどです。

アーモンドの種子から絞ったオイルのことを「アーモンドオイル」と呼んで料理や、マッサージなんかにも使われるみたいです。ビターアーモンドは有毒にもなり、アメリカなんかでは種子の市販の禁止もしています。

~wikiより~

スイートアーモンドとは

さて、僕もアーモンドチョコは良く食べますが、このスイートアーモンドが使われているんですね~じゃあ先ほど話した5種類のスイートアーモンドについて見てみましょうか。

  1. ノンパレル:(意味)比類のない
     柔らかくて茶色の開きやすい殻を持っています。収穫は8月下旬です。ナッツは中粒で平たく、表面は滑らかです。開花は2月中旬~3月初旬です。カルフォルニア産の半分を占め、チョコレートに一番良く合います。
  2. カルフォルニア
     カルフォルニアには多くの種類があります。主にそのまま食べられます収穫と開花はノンパレルより遅く、種ごとに色々な特徴を持っています。
  3. カーメル
     ノンパレルに近い品種で、形は比較的均一。よりはっきりとした風味を持っており収穫時期がノンパレルとずれます。
  4. ミッション
     主にヨーロッパで生産され、カリフォルニア産のものよりややビターです。収穫はノンパレルより一ヶ月ほど遅いです。
  5. ビュート
     最近生産が増えてきています。小粒なため、小粒チョコに使用されることが多いです。

ビターアーモンドとは

有毒となりえるこのビターアーモンド。実は全く使われていないわけではないです。

例えば、「杏仁豆腐」。杏(アンズ)の匂いと酷似しているため、あの香りの代用品としてビターアーモンドが使われていることもスーパーなどでは珍しくないです。また、ビターアーモンドエッセンスというものも存在します。

ダイエットと美容

 ダイエットに関して(ダイエットしたい方向け

さて、ダイエットに興味がある方向けの項目です。「ダイエット?なにそれおいしいの??」という方や「あ~アーモンドうめぇ~・・・」という方はスルーしてください。

ダイエットに関する心構えはこちらで扱いました。ダイエットをしようかなと思っている人向けです。

【ダイエット】失敗しないために~心構え編~

こちらでダイエットに関する知識をまとめました。ダイエットを決心したら読んでください。

【ダイエット】失敗しないために~知識編~

栄養素一覧

さて、以下の表は「アーモンド(炒ったもの)」に含まれる栄養素一覧と男性、女性(17~40歳辺り)の一日辺りに推奨された栄養量です。ビターアーモンドは基本的にそのまま食べることが好ましくないため、ここではスイートアーモンドについて言及します。

100gエネルギーたんぱく質脂質炭水化物ビタミンAビタミンDビタミンE
アーモンド608kcal20.3g54.1g20.7g1ug028.8mg
男性2650kcal60g74g397g875ug5.5ug6.5mg
女性2000kcal50g55g300g675ug5.5ug6.0mg
ビタミンKビタミンB1ビタミンB2ビタミンC水溶性食物繊維不溶性食物繊維
00.03mg1.04mg01.1g10.0g
150ug1.4mg1.6mg100mg20以上
150ug1.1mg1.1mg100mg18以上
ナトリウムマグネシウムカルシウムカリウムリン亜鉛
0310mg260mg740mg480mg3.7mg3.7mg1.19mg
8.0未満350mg800mg2700mg1100mg7.5mg10mg0.9mg
7.0未満280mg650mg2100mg800mg6.5mg8mg0.8mg

(※アーモンド100g=約60粒)

推奨量は個人によって変わるので大体の値を掲載していますまた、各種栄養素に関する説明は以下の記事で行います。(2018年1/24記事未作成です。)

食品の中では最も高いビタミンE値を持ちます。亜鉛、マグネシウム、カリウム、鉄の値も高いです。不溶性食物繊維も多く、生理の時にはとても良さそうですね。食べ過ぎると便秘になるので注意しましょう。また、アーモンドは脂質が高いですがその約70%が「オレイン酸」です。

オレイン酸は不飽和脂肪酸と呼ばれ、体内で酸化しにくく善玉コレステロールを維持したまま悪玉コレステロールを減らせるのでガンや生活習慣病の予防も期待できます。

美容効果

アーモンドは脂質が多く含まれていますが、その多くがオレイン酸であるためニキビができやすくなったりなどの影響はないです。食べすぎには注意してください。アーモンドに含まれるビタミンEは美容効果にすぐれた成分が多いため美容に効果があると言えます。またミネラルで考えるなら硬質のミネラルウォーター並みに含まれています。

目安は23粒ですが、脂質などの吸収を考えて一日で複数回に分けて食べてください。効果を実感できるのは5ヵ月後位からです。継続的な美容を心がけましょう。

余談ですが、僕が取り扱う記事の中でTOP5には入る美容、ダイエット効果を持つと思います。

アーモンドを栽培する

アーモンドの栽培方法です。スーパーなどで安く手に入るので趣味にしたい方向けの項目となります。こちらのサイトを参考にさせていただきました。

環境づくり

半日は日陰になる場所、水はけのよい土で育てます。アーモンドは地植えもできますが管理のしやすい鉢植えやプランターでの栽培をおすすめします。

  • 鉢やプランターの底に防虫網を敷いた上でごろ石や軽石を入れて、赤玉小粒と鹿沼土を混合(赤玉中小粒7:鹿沼土3)したものを入れます。
  • 地植えの場合は、腐葉土などを混ぜて盛り土をして、水はけをよくしておきます。

種まきからその後まで

  • 種は風通しの良い日陰で乾燥させ、袋に入れて冷蔵庫で保管します。
  • 3月ごろの早春、一晩水につけて冷蔵庫に入れておいた種を3~4cmくらいの深さに植えて、植えた直後はたっぷりと水を与えます。
  • 種植えから1ヵ月半~2ヶ月で発芽します。発芽後しばらくしたら市販の有機肥料を少量入れます。
  • 花が終わった3~4月に剪定を行います。全ての枝に日光があたるように重なった部分の枝を剪定します。
  • その後、受粉が行われると5月から6月で実が膨らみます。
  • 8月ごろ、実を木からはずして残っている果肉を取り、約1週間陰干しします。その状態のまま、来年次には種として使うことができます。その殻を割ると、中の実(アーモンド)が現れます。
  • アーモンドは初年度から立派な実がなることはなく、4年目ほどから市販のサイズに近づいていきます。
  • 2~3年で植え替えをします。木を大きくしたい場合は一まわり大きな鉢に植え替えます。大きくしない場合は1/3くらい根を切りつめて、そのまま鉢植えに植え戻します。

栽培のポイント

  • 鉢植えやプランターで栽培する場合梅雨時期は軒下においてください。氷点下を下回るほど寒くなる地域では室内での栽培をお勧めします。鉢植えの場合、下に受け皿をおかず、1粒植えで6号鉢以上が適当です。
  • アーモンドの水やりは、表面が乾いてから与えるようにします。
  • 収穫が遅れると収穫期が梅雨であるため、雨で腐ったり、虫にやられたりします。
  • アブラムシも付くので気をつけましょう。
 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
種まき            
肥料            
開花期            
収穫            

アーモンドを調理する

入手法と価格

ローストされたものはそこら辺の100均でよく見かけますね。どうしても見つからなければ通販で購入しましょう。キロ買いなら通販のほうが安いです。一方生のものは輸入食品を取り扱う大きなスーパーなどで見つけることができます。

通販で買う場合生のものは300円/100gのものなどがありました。

 選び方

前の項目で少し単語が出ましたが、市販されているスイートアーモンドは一般的には2種類あります。

  1. 生アーモンド
    生なのでサルモネラ菌やカビ毒などの危険性があるため私は生のものよりローストされたものをお勧めします。スーパーなんかで見かけることはほとんどないと思います。一切火を通していないアーモンドのことで「そのまま食べる」「水に浸して食べる」、「細かく砕いて料理に混ぜて食べる」の3つの選択肢があります。木の実特有の甘さがありますが、栄養量に関してはローストしたものとほぼ変わりません。
  2. ローストアーモンド
    柿の種と一緒に入っているやつです。(あれはピーナッツです。)「素焼きアーモンド」は油を使わず炒ってます。危険性はなく、通常スーパーでよく見かけるものはこちらのローストされた(炒った)ものです。香ばしさが味わえます。

アーモンドの粒一つ一つを確認して商品を決めるわけにもいかないというかめちゃくちゃ面倒くさいので上の二つを抑えていれば大丈夫です。強いて言うのであれば殻付きの物のほうが劣化しにくいです。殻無しを買う場合は密閉された瓶や袋に入っているものを選びましょう。

ダイエットをしたい方はローストアーモンドでも無塩&素焼きのものを選びましょう。

ピーナッツとアーモンドの違い

あえてひっかけましたが、ピーナッツとアーモンドの違いご存知ですか??

ピーナッツはマメ亜科の植物であり、γトコフェロールが豊富です。一方アーモンドはバラ科の植物であり、αトコフェロールが豊富です。その他のカロリー面などについてはそれほど差はありません。私が好きなのはピーナッツです。

「ビタミンE」といっても実はそのビタミンEにもいくつか種類があります。γトコフェロールαトコフェロールとは共にビタミンEの一種でγ-トコフェロールにはナトリウム利尿作用(体内の食塩を尿に促す)が、α-トコフェロールには抗酸化作用(使い古した酸素が悪くなるのを防ぐ)、抗炎症作用(炎症という体の防御反応のデメリットを抑える)などがあります。

アーモンドプードルとアーモンドパウダー

どちらもアーモンドを砕いて粉末状にしたもので、フランス語が「プードル」、英語が「パウダー」でどちらも同じものです。はい、おしまい。

実は、アーモンドパウダーにも2種類あります。そうです。生のものとローストされたものですね。はい、おしまい。

生のもののパウダーは、粉の色が薄い黄色で、お菓子の見た目にそれほど影響を与えないため相手の不意を付くおいしさを狙えます。また、主張しすぎないのでお菓子以外にも応用が利きます。「パウンドケーキ」や「クッキー」などは生のものを使いましょう。

一方、ローストされたパウダーは、皮を剥がさずに粉にしているので、粉の色は黒みがかかっています。アーモンドの味が濃く、力強い風味とコクを出すので、素材の風味やうまみを活かして相手を撲殺納得させるおいしさがあります。お菓子を作る場合は外側にブツブツがでないように内側に施すか、黒い生地に合わせる等してごまかしましょう。

下ごしらえ(生→ロースト)

特に必要ないですが、生のものをローストにする方法について一応記載しておきます。

  1. アルミを敷いたオーブンにアーモンド(生)を重ならないように並べ、180℃で6分加熱します。
  2. 全体をかき混ぜた後、更に6分加熱し、足りないようであれば追加で過熱します。

保存方法

アーモンドは凍らないので、通販などで大量に仕入れた場合は冷凍保存がお勧めです。1年は食べられますが、他の食品の臭いが移ったり、その他の影響で味が落ちたりします。その場合ローストするとおいしく食べられます。

乾燥が天敵ですが、15度前後の温度であれば密閉された容器に入れて3ヶ月ほどは持ちます。

アーモンドを使った一押しレシピ

アーモンドを使ったレシピには多種多様なものがあり、全部を紹介するのはさすがに厳しいので(まぁ、紹介してもいいですが)止めておきます。

美容、ダイエットの面で言えば「アーモンドミルク」がおすすめなので今回はそれを紹介します。

アーモンドミルクの作り方

アーモンドミルク

【材料】

・アーモンド 250g
・水 3~4カップ
・バニラエッセンス少々
・さらし(ガーゼ)

【作り方】

  1. アーモンドを大量の水に一晩浸して、ザルにとって新しい水で洗い流す。
  2. アーモンドと水を3~4カップ、バニラエッセンスをミキサーに入れて粉砕する。
  3. さらしを使って濾しますが、自然な状態のまま力を加えずに待ちます。
  4. アーモンドのカスは何にでも使えますが、思いつかなさそうなものをあげるなら「ハンバーグ」、「鍋」、「マヨネーズ」、などですかね・・・乾燥させれば更に用途は増えます。

アーモンドの濾しかすには水に溶けない不溶性食物繊維が大量に含まれています。

【材料費】

1Lにつき600~700円です。(市販のものは砂糖が大量に含まれているためダイエット向きであるとは言いがたいです。)

時間がない人のためのアーモンドの要点

  • そこら辺に落ちているアーモンドはビターアーモンドで有毒。
  • 杏仁豆腐の香り付けとしてビターアーモンドが代用される。
  • 食材No1のビタミンE値。TOP5に入る美容、ダイエット食品。
  • 生とローストされたアーモンドでは栄養価はほぼ同じ。
  • アーモンドプードルとアーモンドパウダーは同じもの。
  • 冷凍保存が可能。

※この記事は2018年1/23日に書かれました。


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